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江戸後期の画家・渡辺広輝による日本画掛軸『名古曾の関』です。
春の山里を背景に、満開の桜の下を騎馬武者が進む姿が、緻密かつ優雅な筆致で描かれています。
力強さと静けさを兼ね備えた、まさに和の美を感じる一幅です。
外箱には「名古曾之関」「渡邊廣輝」と墨書があり、作品の題名と作者名が記されています。
渡辺広輝(1778〜1838)は阿波徳島藩の御用絵師として知られ、人物画や物語絵、武者絵などを得意とした江戸後期の絵師です。
本作は、その緻密で気品ある画風をよく示す代表的な題材のひとつです。
「名古曾の関(なこそのせき)」は源義家の歌でも知られる歴史的名所であり、桜と武者の組み合わせは古来より縁起の良い題材とされています。
和室の床の間はもちろん、洋室にも飾りやすい落ち着いた構図で、季節の飾りや贈答にも最適です。
【作品詳細】
・作者:渡辺広輝(廣輝)
・題名:名古曾の関(共箱表記あり)
・技法:絹本着色
・サイズ:約 縦132cm × 横73cm
・付属品:共箱付き
・状態:古い作品ですが、大きな破れやシミはなく、全体的にきれいな状態です。
※小さなキズがあります。
※経年による軽微なヤケがあります。
※掛け紐が経年劣化によりちぎれています。掛ける際は新しい紐に交換をおすすめします。
・入手経路:家族所有品
【コメント】
江戸期の御用絵師による貴重な掛軸です。
武者と桜が描かれた題材は人気が高く、コレクションとしても、またインテリアとしてもお楽しみいただけます。
丁寧に梱包し、迅速に発送いたします。
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