正本山合砥の戸前です。具体的な採掘地までは分かりません。
水に濡らすと、ダマスカス模様と形容するのが妥当か分かりませんが、特徴的な模様を観察できます。
硬さは、硬め寄りの中硬程度。使い所としては、包丁の仕上げ研ぎ、大工道具や剃刀では最終仕上げへの繋ぎに向きます。
仕上がりは、地は曇り、刃は光るコントラストの有る刃が付きます。
同時出品中の高島妙覚谷は玄人向けの最終仕上砥なので、そちらに比べれば万人向けで使い易いと思います。
なお、研ぎ感は良いのですが、吸水する筋が有ります(触るものではなく研ぎに影響有りません)。対策として、研ぎ面以外カシューにて養生を施しています。
また、いつも通り砥石をなるべく減らしたくないので、端付近の面出しは甘めです。使いながら調整してください。
その他の部分は写真よりご確認ください。よろしくお願い致します。
大きさ(概算):194×61×27mm
重さ:813g
種類:仕上砥
産地:京都産
仕上がり:曇り系
固さ:中硬(硬め寄り)
養生:有
研磨力:優
カテゴリー:
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