御覧戴き有難とう御座います。昭和の終わりごろに百貨店のギャラリ―で購入したものです。作家の関根潤一郎氏は1914年青森市生まれで昭和の代表的な木版画の作家のひとりとして活躍し1,958年からアメリカ各地で木版画について講義と実演などを行い、この体験が日本の風景画を見直す契機となり後に国画会会員となる…という経歴の持ち主です。最初に関根画伯の作品を、と言ってもカレンダーに載ってたものですがシャープな線と色彩の華麗さに衝撃を受けフアンになりその数年後この作品に出合い大げさに言えば神はこの世にいるんだと感激し即買い求めました。それほど惚れ込んだ作品を何故売りに出すんだと、言われるかもしれませんが、二人の子が美術品などに興味を示さないため、泣く泣く出品することに決めました。二人とも後期高齢者の仲間入りをし終活の一環です。
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